
介護老人保健施設と特別養護老人ホームは両方とも介護施設ですが、どんな違いがあるのでしょうか?
特養は終の住処として終身の利用が可能ですが、老健は病院からの退院後に自宅での生活を目指してリハビリするための施設ですから、原則として3ヶ月しか利用する事ができないのです。
老健には医師や看護師、リハビリのためのスタッフが常駐していますが、特養には医師は常駐しているとは限らないのです。
基本的に特養には、介護士など介護の資格を持つスタッフが多く配置されているため、本格的な医療ケアが必要な高齢者は特養への入所を断られる場合もありますよ。
特養は、要介護度3から5の高齢者が暮らすための施設ですから、本格的な治療が必要な場合には特養で医療ケアできないという事なのです。